イベントにも問われる「人権・環境・未来」とは 2021.04.20
今の社会は「粉末社会」と表現されることがあるそうです。
神戸学院教授、金子勇教授の提言です。
「都市においてコミュニティーを想像するためには
個人がバラバラになっている「粉末社会」の状態を、いかに壊すかが重要」
という考え方なのだそうです。
そんな現代社会のテーマにとって、「イベント」にできること、役割は大きいような気がします。
イベントは、人と人を結び付けて交流を促し、同じ体験をして感動を共有すること。
キズナを深めていくことです。
皆さんは、「隣人祭り(りんじんまつり)」というイベントをご存知ですか?
その名の通り、地域の隣人が集まり語り合うイベントですが、世界的に広がりをみせています。
食事や飲み物を持ち寄って集まり、食事をしながら語り合う。
都会のマンション等の集合住宅に暮らす人たちも
1年に1度など定期的なペースで顔を合わせるのです。
いまや、ヨーロッパを中心に29か国、800万人が参加するほどのスケールです。
発祥はフランス。
パリ17区の助役、アタナーズ・ペリファンさんという人が提唱者です。
こうした背景には、冒頭の「粉末社会」が抱える問題や
行き過ぎた個人主義に対する「解決方法」を表現した、ひとつのメッセージとなっています。
イベント企画には、領域、規模、メッセージ、そして社会に貢献する可能性など
まだまだ進化していくと考えています。
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